【7974】任天堂 2015.05.08

[7974]任天堂(株)の株価・企業情報

by 株価チャート「ストチャ」
  • 本社:
  • 京都市南区上鳥羽鉾立町11−1
  • 事業内容:
  • 家庭用レジャー機器の製造・販売
  • 市場名:
  • 東証1部
  • 上場年月日:
  • 1962年1月
  • 単元株数:
  • 100株
  • 決算:
  • 3月末日
  • 代表者:
  • 岩田 聡

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家庭用ゲーム機からスマートフォンへの進出を決める

2015年3月17日、任天堂[7974]はディー・エヌ・エー(DeNA)[2432]と資本・業務提携について合意したと発表。
出資額はともに220億円で任天堂がDeNAに10%、DeNAが任天堂に1.24%をそれぞれ出資をする形。任天堂の保有するキャラクター(例:マリオ、ピカチュウ)などを登場させるスマートフォン向けゲームアプリを共同開発する。この発表を受けて翌日18日には任天堂、DeNAともに買い注文が集まりストップ高が続いた

もともと任天堂は自社でハードとソフトを提供しており、スマートフォン市場への進出には慎重姿勢を崩していなかったのだが、3期連続で営業赤字を計上し業績の低迷は否めないものになっていた。

そこへスマートフォン市場にノウハウのあるDeNAが提携を持ちかけたところ、具体的な交渉からお互いの強みが伸ばし合えるという事が分かり今回の合意に至った。
そして業務提携だけではなくお互いに出資をする資本提携により、任天堂がDeNAの経営方針に関して影響力を持つ事でリスクを減らす形が提携の大きいポイントだろう。

業績回復と更なる大型提携で注目を集める

昨日の15年3月期連結決算において、売上高5497億8000万円(前期比3.8%減)、営業損益247億7000万円黒字(前期464億2500万円赤字)と4期ぶりに営業黒字を確保し、続く16年3月期も売上高は5700億円(前期比3.7%増)、営業利益は500億円(同2倍)を見込み、業績回復への期待感が高まる
そして米ユニバーサルパーク&リゾート(Universal Parks & Resorts)との業務提携により、任天堂のゲームキャラクターを活用したアトラクション設置などを検討していく計画を発表。

低迷していた任天堂が新しい市場を切り開いていく今後の動向に目が離せない。

任天堂(7974)の通期業績・業績予想

前々期実績 前期実績 今期会社予想
決算期 201403(連結) 201503(連結) 201603(連結)
発表日 2014/05/07 2015/05/07 2015/05/07
売上高 571,726 549,780 570,000
営業利益 -46,425 24,770 50,000
経常利益 6,086 70,530 55,000
当期利益 -23,222 41,843 35,000

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