今日の東京株式市場『ギリシャの不透明感から反落』【7月8日朝刊】
今日の日経平均株価見通し:上げ材料が少ない中で堅調の波に乗れるか
8日、日経平均株価始値は前日比94円安の2万282円と反落。
緊急で開かれたユーロ圏首脳会合で進展が見られなかったことからギリシャ債務問題の不安感は払拭されておらず、前日の欧州株は総じて大幅下落となったが、米国株市場では後半に持ち直し、NYダウが93ドル高と反発、これを受けて東京市場でも投資家の不安心理が緩和されている。外国為替市場では対ドル、対ユーロとも前日と比較してやや円高方向に振れていることも買い手控え感につながる。取引時間中は不安定な中国・上海株の値動きも意識され、日経平均は強弱感の対立で上下に方向感の乏しい展開が想定される。
7月8日の主な予定
【国内】
- 5月の国際収支(財務省 – 8:50)
- 6月上中旬の貿易統計(財務省 – 8:50)
- 6月の対外・対内証券売買契約(財務省 – 8:50)
- 6カ月物国庫短期証券〔543回債〕入札(10:20)
- 6月の貸出・預金動向(日銀 – 8:50)
- 6月と1~6月の企業倒産(民間信用調査会社 – 13:30)
- 6月の景気ウオッチャー調査(内閣府 – 14:00)
- 3~5月期決算=ABCマート、良品計画、イオン
- ジャスダック上場=クレステック
【海外】
- 5月の豪住宅着工許可件数(10:30)
- ポーランド中銀が政策金利を発表
- 米エネルギー省の石油在庫統計(週間 – 23:30)
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6月16~17日開催分 – 9日3:00)
- 5月の米消費者信用残高(9日4:00)
- 4~6月期決算=アルコア
前日の日経平均株価・国内主要指数
- 日経平均株価:20,376.59(+264.47[+1.31%])
- TOPIX:1,637.23(+16.87[+1.04%])
- 日経JASDAQ:2,778.09(+38.27[+1.40%])
- 東証マザーズ:999.58(+11.58(+1.17%))
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