今日の東京株式市場『前日の急落から急反発 - 前日比２４２円高』【7月7日朝刊】

今日の日経平均株価見通し：上げ材料少なく、下げ幅を抑えられるか

７日、日経平均株価始値は前日比２４２円高の２万３５４円と急反発。
前日の欧米株は総じて軟調で、米国株市場ではＮＹダウが４６ドル安と前週末に続く値下がりとなったが、取引序盤に１６０ドル超の下げとなったところからは下げ幅を抑える展開となった。
東京市場でも日経平均株価は前日に先物主導で大幅安した反動もあってとりあえず買い戻しが優勢となっており、外国為替市場では１ドル＝１２２円台後半、１ユーロ＝１３５円台半ばの推移と、対ユーロでやや円高傾向であるものの、比較的落ち着いた動きとなっていることもプラスに働いている。
しかし、依然としてギリシャ債務問題の不透明感は拭えず、同問題を討議するユーロ圏首脳会議を前に様子見ムードが漂い、買い一巡後のやり取りが神経質になりそうな展開だ。

7月7日の主な予定

【国内】

• 閣議
• 10年物価連動国債の入札(10:30)
• 6月のアジア・日経購買担当者景気指数(PMI – 11:00)
• 小林同友会代表幹事が記者会見(13:30)
• 3～5月期決算=ローソン、セブン&アイ
• マザーズ上場=富士山マガジンサービス

【海外】

• 豪中銀理事会の結果発表(13:30)
• 6月のフィリピン消費者物価指数(CPI)
• ギリシャ債務問題でユーロ圏首脳会議
• イランと欧米6カ国の核開発問題を巡る交渉の期限
• リテール・エコノミスト・ゴールドマン・サックス・チェーンストア売上高(週間 – 20:45)
• 5月の米貿易収支(21:30)

前日の日経平均株価・国内主要指数

• 日経平均株価：20,112.12（-427.67[-2.08％]）
• ＴＯＰＩＸ：1,620.36（-31.73[-1.92％]）
• 日経ＪＡＳＤＡＱ：2,739.82（-30.20[-1.09％]）
• 東証マザーズ：988.00（-20.65(-2.05％)）