今日の東京株式市場『ギリシャ国民投票が反対多数』【7月6日朝刊】

今日の日経平均株価見通し：売り一巡後は下げ渋るか

６日、日経平均株価始値は前週末比３３９円安の２万２００円と急反落。
５日に行われた緊縮財政を問うギリシャ国民投票に注目が集まる中、反対派が賛成派を大幅に上回ったことによってＥＵとの交渉難航が予想され、運用リスクを回避する動きが強まった。
外国為替市場でも１ドル＝１２２円台前半の推移と安全資産とされる円買いの動きが出ており、足もとの円高も全般主力株を買い手控えさせる背景となっている。
また、ここ下落基調を強めている中国・上海株市場の動向も警戒される一方、国内は好調な企業業績に対する期待や良好な株式需給が確保されており、売り一巡後は下げ渋る可能性も指摘される。

7月6日の主な予定

【国内】

• 日銀支店長会議(9:00)
• 黒田日銀総裁の支店長会議あいさつ要旨(9:30ごろ)
• 6月の輸入車販売台数(日本自動車輸入組合 – 10:30)
• 6月と1～6月の車名別新車販売(自販連 – 11:00)
• 6月と1～6月の車名別軽自動車販売(全軽自協 – 11:00)
• 八郷ホンダ社長が記者会見(11:00)
• 7月の日銀地域経済報告(さくらリポート – 14:00)
• 榊原経団連会長が記者会見(15:30)
• 5月の景気動向指数速報(内閣府 – 14:00)

【海外】

• 6月の香港・日経PMI(製造業購買担当者景気指数 – 11:30)
• 6月の米労働市場情勢指数(LMCI)
• 6月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数(23:00)

前日の日経平均株価・国内主要指数

• 日経平均株価：20,539.79（+17.29[+0.1％]）
• ＴＯＰＩＸ：1,652.09（+3.85[+0.2％]）
• 日経ＪＡＳＤＡＱ：2,770.02（-7.81[-0.5％]）
• 東証マザーズ：1,008.65 （-4.96(-0.5％)）