今日の東京株式市場『日経平均大きく続落 - １６４円安』【6月9日朝刊】

今日の日経平均株価見通し：欧米市場が下落で利確売り優勢か

９日、日経平均株価始値は前日比１６４円安の２万２９３円と大幅続落。
前日の欧米株市場が総じて軟調に推移したことから東京市場でも利益確定の動きを促す展開で日経平均は前日まで続落しているものの、下げ幅はわずかであったが今日の寄り付きで大きく下落。
外国為替市場では１ドル＝１２４円台後半の推移と、多少円高傾向に寄っていることも相場全般へのマイナスに働くほか、今週末のメジャーＳＱ算出を控えて様子見ムードも漂っている。
しかし下値では日銀のＥＴＦ買いやＧＰＩＦの買いなどが想定され、売り一巡後は下げ渋る可能性があり、個人投資家の待機資金も潤沢で押し目買いの思惑は強そうだ。

6月9日の主な予定

【国内】

• 閣議
• 5月のマネーストック(日銀 – 8:50)
• 石破茂地方創生相が日本記者クラブで講演(11:50)
• 5月の消費動向調査(内閣府 – 14:00)

【海外】

• 5月の中国消費者物価指数(CPI)
• 5月の中国工業生産者出荷価格指数(PPI)
• 1～3月期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値(18:00)
• 米リテール・エコノミスト・ゴールドマン・サックス・チェーンストア売上高(週間 – 20:45)
• 4月の米卸売在庫(23:00)
• 4月の米卸売売上高(23:00)

前日の日経平均株価・国内主要指数

• 日経平均株価：20,457.19（-3.71[-0.02％]）
• ＴＯＰＩＸ：1,661.99（-5.07[-0.30％]）
• 日経ＪＡＳＤＡＱ：2,690.00（+4.42[+0.16％]）
• 東証マザーズ：957.82（-3.95(-0.41％)）