今日の東京株式市場『不安定な金利動向から利確売り優勢』【6月5日朝刊】

今日の日経平均株価見通し:米雇用統計発表を前に買い控え

5日、東京株式市場は売り優勢。日経平均株価始値は前日比89円安の2万398円と反落。
前日の海外株市場は総じて軟調、不安定な金利動向を背景にリスク回避ムードが高まり、欧州株式が下げ、米国株市場でもNYダウが170ドル安と反落した。
これを受けて東京市場でも利益確定を優先する動きが強まり、米5月の雇用統計発表を前に為替動向絡めて全般は様子見気分が強い。
下値では好調な企業業績に対する期待から押し目買いも予想されるほか、日銀のETF買いの思惑もあり、売り一巡後は底堅さを発揮する可能性もある。

6月5日の主な予定

【国内】

  • 閣議
  • 5月上中旬の貿易統計(財務省 – 8:50)
  • 4月の景気動向指数速報(内閣府 – 14:00)
  • 三村日商会頭が記者会見(14:30)

【海外】

  • 5月の米雇用統計(21:30)
  • 4月の米消費者信用残高(6日4:00)

前日の日経平均株価・国内主要指数

  • 日経平均株価:20,488.19(+14.68[+0.07%]
  • TOPIX:1,673.89(+3.90[+0.23%]
  • 日経JASDAQ:2,687.62(-2.57[-0.10%]
  • 東証マザーズ:969.38(+6.71(+0.70%)

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