今日の東京株式市場『日経平均2万円台の再回復を試す展開。買い優勢なるも一巡後の上値は重い』【4月22日朝刊】
今日の日経平均株価見通し:10日ぶりの2万円台、再回復なるか?
昨日21日の東京株式市場、日経平均株価は前日比274円60銭高の1万9909円09銭と3営業ぶりに反発で取引を終えた。前日の欧米株高や円安の進行、中国の追加緩和の影響をうけ、アジア主要株式市場が堅調に推移したことも加わり、日経平均株価は朝方から買い優勢。1ドル=119円台半ばまで円安進行をうけて、金融関連株の上昇、輸出関連株に買いが集まり一段高となった。
また、主力株中心に東証1部全体の7割の銘柄が上昇し、TOPIXは2007年11月以来、7年5ヶ月ぶりの1600大台を回復した。
22日の東京株式市場・日経平均株価は、10日ぶりの2万円台の大台回復を見せる場面が見込まれる。ギリシャ債務問題の先行き不安はのこるものの、国内景気回復や企業業績の改善期待が相場を押し上げ、朝方は買い優勢の展開が見込まれる。しかし、前日の米国株は米ダウ工業株30種平均が、85ドル安と反落で取引を終えていることから、上値が想い展開が予想され、買い一巡後は売り注文の増加となる見込み。
昨日の日経平均株価・国内主要指数
- 日経平均株価:19,909.09(+274.60)
- TOPIX:1,608.88(+26.20)
- 日経JASDAQ:2,536.39(+7.49)
- 東証マザーズ:913.92(-0.95)
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