ギリシャ情勢・円高・原油安で警戒感強く、日経平均株価174円安。利益確定売り優勢【2月5日相場まとめ】

2月5日の東京株式市場、日経平均株価は前日比174円12銭の1万7504円62銭と反落。前日の大幅高の反動によって利益確定売り優勢の展開。また欧州中央銀行(ECB)が、ギリシャ国債の担保受入れ停止を発表したことも重しとなった。

東証1部の売買高概算は26億4540万株、売買代金概算は2兆8515億2000万円。値上がり銘柄数は570、対して値下がり銘柄数は1174、変わらずは118銘柄だった。

今日の日経平均株価・国内主要指数

  • 日経平均株価:17504.62(-174.12)
  • TOPIX:1410.11(-6.89)
  • 日経JASDAQ:2339.39(-0.77)
  • 東証マザーズ:872.48(-0.26)

きょうの東京株式市場は、前日の米国株式市場における主要指数まちまちの結果や、欧州中央銀行(ECB)がギリシャ国債の担保受入れ停止を発表するなど、投資家の警戒感をつよめ、冷え込ませる展開となった。また、6日に予定される1月の米国雇用統計の発表をひかえ、米国株式市場の動向を見極めるムードが広がった。

しかし、連日つづく企業業績の上振れ観測を背景に、先高期待も根強い。あすは約400企業の決算発表が予定されており、好業績の銘柄に買いが集まるとみられ、底堅い株価推移が予想される。

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