米国株急反発。原油価格上昇で切り返しダウ平均196ドル高 ギリシャ債務問題落ち着き期待が後押し【2月3日朝刊】

2日のロンドン・欧州・米国株式市場

ロンドン・欧州株式市場の主要指数

  • FT100種総合指数:6782.55(+33.15
  • クセトラDAX指数:10828.01(+133.69
  • CDA40種平均指数:4627.67(+23.42

2日のロンドン・欧州株式市場は、FT100種総合株価指数が33.15ポイント高の6782.55と小幅反発。また、クセトラDAX指数は133.69ポイント高の10828.01と5日ぶりに昨年来高値を更新して取引を終えた。原油相場の上昇を背景に、石油関連株が変われ鉱業株も上昇。一方、格安空港ライアンエアーの冴えない業績見通しを嫌気し、航空株は下落した。

ニューヨーク・米国株式市場の主要指数

  • ダウ平均:17361.04(+196.09
  • ナスダック総合:4676.69(+41.45
  • S&P総合500種:2020.85(+25.86

2日の米国株式市場は大幅反発。米供給管理協会(ISM)が発表した、1月製造景気指数が市場予想を下回ったことで、景気先行きへの懸念が広がりをみせ売りが先行。しかし、原油価格の上昇から切り返し、ダウ工業30種平均、ハイテク株中心のナスダック総合指数ともに大幅反発で終えた。

また、混乱が続くギリシャ債務問題をめぐり、ギリシャのバルファキス財務省は、既発債を新たに発行する国内総生産(GDP)連動債と交換して、国債債券団との対立を解消する提案をしたと伝えられた。米国株式市場は、ギリシャの債務問題をめぐる国際支援団との合意の期待と、終盤での原油価格の持ち直しが追い風となり急反発となった。

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