明日の注目株【材料・決済】2015.01.30

ドリコム(3793)今期経常は黒字浮上

ソーシャルゲームを軸に、携帯コンテンツ・広告を展開するドリコム(3793)が、29日の引け後に決算を発表。15年3月期の第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は、3億700万の黒字に浮上。あわせて、非開示だった通期の業績予想は、連結経常損益が8000万の黒字に浮上する見通しとなった。

フォスター電機(6794)今期経常40%上方修正、配当13円増額

音響・車載用スピーカー部品・製品専業、米アップルに提供実績があるフォスター電機(6794)が、29日の大引け後に決算を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は、前年同期比40.6%増の89.2億円に拡大。
あわせて、通期の同利益を従来予想の70億円から98億円に40%上方修正し、増益率が10.6%増から54.9%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。また、業績好調にともない、今期の年間配当を従来計画の27円から40円に大幅増額修正した。

Jストーム(4308)4-12月期(3Q)経常51%増益で着地

ネットによる動画ライブ中継や娯楽・ビジネス情報の配信を受託するJストーム(4308)が、29日の大引け後に決済を発表。15年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は、同年同期比50.5%増の2億7700万円に拡大。通期計画の2億8000万に対する進捗率は、98.9%に達し、3年平均の61.1%も上回った。

BEENOS(3328)10-12月期(1Q)経常は黒字浮上で着地

サイバーエージェント系のネット通販を展開するBEENOS(3328)が、29日の大引け後に決算を発表。15年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常損益は、5.1億円の黒字に浮上。通期計画の5.7億円に対する進捗率は、89.5%に達し、2年平均の17.3%も上回った。

ナノキャリア(4571)pH応答性ミセル中国での特許権を更に拡大。事業独占性をさらに高める

薬物送達システム技術が強みの創薬ベンチャー、ナノキャリア(4571)29日の取引終了後、細胞内のpH変化に応答して、薬物を効果的に放出する機能を備えたpH応答性ミセル製剤の物質出願特許について、中国特許庁から追加の特許査定を受けたと発表。
ナノキャリアの発表によると、今回の特許査定は中国で先行取得していた特許権の範囲をさらに拡大するもので、事業独占性をさらに高めることに寄与するとのこと。

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