ダウ平均株価急落195ドル安。NY原油先物安値・FOMC「忍耐強く」・FRB利上げ懸念【1月29日朝刊】
ロンドン・欧州・米国株式市場
ロンドン・欧州株式市場の主要指数
- FT100種総合指数:6825.94(+14.33)
- クセトラDAX指数:10710.97(+82.39)
- CDA40種平均指数:4610.94(-13.27)
28日のロンドン・欧州株式市場、FT100種総合株価指数は14.33ポイント高の6825.94と小幅高。FTSEユーロファースト300種指数は、0.85ポイント安と小幅続落で取引を終えた。連日の下落を見せるギリシャ主要株価、ギリシャ新政権が欧州連合(EU)と国債通過基金(IMF)による金融支援の条件、民営化計画の一部を凍結。このことが嫌気されギリシャ主要株価は続落、全体水準を押しされることとなった。一方、米IT大手アップルの業績が好調だったことをうけ、欧州株式市場でもハイテク株が連れだかとなった。
米国株式市場の主要指数
- ダウ平均:17191.37(-195.84)
- ナスダック総合:4637.99(-43.50)
- S&P総合500種:2002.16(-27.39)
28日の米国株式市場は、昨日に続き主要株価指数が軒並み下落。ダウ平均株価は195.84ドル安、ナスダック総合は43.50ポイント安、S&P総合500種は27.39ポイント安で取引を終えた。
主要ハイテク企業の業績が好調だったことをうけ、買いが先行したものの、ニューヨーク原油先物が2009年3月以来の安値、米連邦準備理事会(FRB)が、連邦公開市場委員会(FOMC)声明において、前回の「緩やかなペースで拡大」から「経済活動はしっかりしたペースで拡大」に上方修正。しかし、長期債利回りが一段と低下するなど、世界的な景気の先行き懸念が根強く、株価市場を押し合えるにはいたらなかった。
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