欧米株式市場『欧中銀の量的緩和観測を好感。ダウ平均39.05ドル高と3日続伸』【1月22日朝刊】

ロンドン・欧州・米国株式市場の主なうごき

ロンドン・欧州株式市場の主要指数

  • FT100種総合指数:6728.04(+107.94)
  • クセトラDAX指数:10299.23(+42.10)
  • CDA40種平均指数:4484.82(+38.80)

21日のロンドン・欧州株式市場は続伸で取引を終えた。FT100種総合株価指数は、107.94ポイント高と約6週間ぶりの高値で取引を終え、FTSEユーロファースト300種指数は、8.27ポイント高の1431.06と2008年1月以降、約7年ぶりの高値となった。

注目があつまる欧州中央銀行(ECB)の調的緩和に対する期待が相場を押し上げる形。一部報道によると、欧州中央銀行(ECB)役員が、3月以降、月額500億ユーロの債券を買上げる案を提案したと報道。市場では22日の理事会で、何らかの大幅な措置を打ち出すとの観測が高まっている。

米国株式市場の主要指数

  • ダウ平均:17554.28(+39.05)
  • ナスダック総合:4667.42(+12.57)
  • S&P総合500種:2032.12(+9.57)

21日の米国株式市場は続伸で取引を終えた。ダウ平均は39.05ドル高の17,554.28ドル、ナスダックは前日比12.57ポイント高の4,667.42ポイント、S&P500は前日比9.57ポイント高の2,032.12ポイント。

IBMの決済内容を嫌気し、不安定な値動きを見せたが、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和策として月500億ユーロのユーロ圏国債購入を最低1年間継続する。との観測報道が好感され上昇に転じた。セクター別では、原油高を好感してエネルギーや小売が上昇する一方で、不動産や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

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