日経平均株価、一時516円安の大幅反落。為替相場と株価指数先物に翻弄【1月16日相場まとめ】
1月16日の東京株式市場、日経平均株価は前日比244円54銭安の1万6864円16銭と大幅反落。取引開始から売り優先の展開となり、日経平均株価は一時、516円安の1万6592円まで大きく売り込まれる場面もみられ、取引時間中としては昨年10月31日以来、約2ヶ月半ぶりの安値をつけることとなった。
しかし、為替相場が落ち着きを見せ始めたことで徐々に下げ幅を縮小、下げ渋る形で取引をおえた。
東証1部の売買高概算は27億1228万株、売買代金概算は2兆7143億1000万円。値上がり銘柄数は206、対して値下がり銘柄数は1615、変わらずは39銘柄。
今日の東京株式市場は、スイス国立銀行が発表した対ユーロでのスイスフラン上限撤廃をうけて、円相場が上昇。為替相場と株価指数先物に翻弄される格好となった。
22の欧州中央銀行(ECB)理事会、25日のギリシャ総選挙、米主要企業の決算発表の本格化と、市場への影響が高い神経質なイベントを前にして、東京株式市場は外的要因によって翻弄される形となった。原油安の懸念が残るものの、25日のギリシャ総選挙を過ぎれば連日続いた外的不安要素が解消されるのだろうか。
国内主要指数
- 日経平均株価:16864.16(-244.54)
- TOPIX:1363.73(-12.87)
- 日経JASDAQ:2341.16(-9.74)
- 東証マザーズ:877.39(-10.46)
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