東京株式市場、ギリシャ政局不安・米国株安で売り優勢か?【1月6日朝刊】

6日の東京株式市場、日経平均株価は大幅な原油安、ギリシャ政局不安、米国株安の流れをうけて売りが優勢となる見通し。とくに原油安の影響を受けやすいエネルギー関連株やプラント関連株には、激しい売りが出る可能性が高い。心理的な節目の1万7000円を意識した展開になる見通し。

1月6日の決算発表スケジュール

  • 【1376】カネコ種苗(株)
  • 【2290】米久(株)
  • 【2792】(株)ハニーズ
  • 【7453】(株)良品計画
  • 【7649】スギホールディングス(株)
  • 【8028】(株)ファミリーマート
  • 【8168】(株)ケーヨー
  • 【8245】(株)丸栄
  • 【8273】(株)イズミ
  • 【8931】和田興産(株)

海外市場の主なうごき

ロンドン・欧州市場の主要指数

  • FT100種総合指数:6417.16(-130.64)
  • クセトラDAX指数:9473.16(-291.57)
  • CDA40種平均指数:4111.36(-140.93)

5日のロンドン・欧州株式市場はともに続落。ギリシャの政局不安と原油価格の下落が押し下げの原因となった。欧州市場では、ギリシャ政局の先行きの不透明さから金融株が下落、原油や同の価格急落で資源株にも売りが集中した形となった。また、25日に総選挙を控えたギリシャの世論調査によると、緊縮財政の見直しを訴える最大野党、急進左派連合がリードしていることから、ギリシャがデフォルトに陥る可能性が考えられ、欧州市場への影響が懸念されている。

米国株式市場の主要指数

  • ダウ平均:17501.65(-331.34)
  • ナスダック総合:4652.57(-74.24)
  • S&P総合500種:2058.20(-0.70)

5日の米国株式市場は大幅安。ダウ平均は331.34ドル安、ナスダック総合は74.24ポイント安で取引を終えた。ギリシャの政局不安にくわえ、ユーロ圏から離脱するとの懸念から欧州株式市場が軒並み大幅下落となった流れを受け売りが先行した形。原油価格の急落によってエネルギー関連株を中心に売りが広がった。

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