【12月16日朝刊】欧米株安、円安一服を受けて日経平均続落か?

12月16日の東京株式市場、日経平均株価は欧米株安、円安一服を受けて大幅続落が予想される。海外市場の株安に加え、1ドル117円台まで強含んでいる円相場も株価の重しなると見られる。
また、16日はマザーズ3社(【6029】アトラ・【9418】U-NEXT【3902】MDV)、東証2部1社(【3198】SFP)、JASDAQスタンダード1社(【3901】Mラインズ)と5社が上場する。IPOを中心とした中小型の物色を強めることになりそう。

海外市場の主なうごき

ロンドン・欧州市場は続落。ロンドン株式市場はFT100種総合指数(ロンドン):6182.72(-117.91)と終値として2013年半ば以来、18ヶ月ぶりの安値水準。欧州株式市場は、クセトラDAX指数(フランクフルト):9594.74(-267.80)、CDA40種平均指数(パリ):4108.93(-116.93)。原油価格が下げ止まらず、エネルギー関連株が売られ、ユーロ圏のデフレ懸念も強まった。

米国株式市場も続落。ダウ平均:17180.84(-99.99)、ナスダック総合:4653.60(-54.56)、S&P総合500種:2002.33(-33.00)と不安定な展開で取引を終えた。ロンドン・欧州市場と同様に、原油相場が下げ止まらず世界的な需要の弱さをめぐる懸念が高まる。

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