【12月4日朝刊】日経平均・連日年初来高値更新なるか?円安進行・米国株など外部環境は良好!!
4日の東京株式市場は買い先行で1万8000円を試す場面もありそう。3日の米国市場は、経済指標や米地区連銀経済報告(ベージュブック)が好感され、NYダウは連日で史上最高値を更新。また、衆議院選で与党が優勢との世論調査もあり、追い風となりそう。
主な海外市場のうごき
欧州市場の主な動きは、FT100種総合指数(ロンドン)6716.63(-25.47)と小幅反発。クセトラDAX指数(フランクフルト)は、9971.79(+37.71)と3日ぶりに反発。CAC40種平均指数(パリ)は4391.86(+3.56)で取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)が4日の理事会で、追加緩和政策を発表するとの期待から、ギリシャやスペイン、イタリアの株が買われた。
ニューヨーク市場の主な動きは、ダウ平均17912.62(+33.07)、ナスダック総合4774.47(+18.66)、S&P総合500種2074.33(+7.78)で取引を終える。
11月の非製造業景況指数が市場予想を上回り、米地区連銀経済報告(ベジュブック)が、すべての地域で雇用が拡大したなど、景気回復の継続を示す内容を好感し、堅調に推移する。ダウ工業株30種とS&P総合500種は、終値で過去最高値を更新。
セクター別では、素材や商業・専門サービスが上昇する一方、家庭用品・パーソナル用品や電気通信サービスが下落。
4日はECB理事会が予定されている。ドラギECB総裁が、資産購入の対象をユーロ参加国の国債に広げる可能性を指摘していることで、刺激策拡大への期待が高まる。
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