【12月2日朝刊】欧米株の下落と円安一服で軟調な展開か?141202
12月2日の東京株式市場は、円安が一服し1ドル118円前半を推移、欧米株が下落したことをうけて、利益確定売りに押される形で軟調な展開となりそう。1日引け後、ムーディーズが日本の国債格付けを「Aa3」から「A1」と1段階格下げした影響も警戒される。
主な海外市場のうごき
欧州市場の主な動きは、FTSE100種総合株価指数(ロンドン)、終値6656.37(-51.44)と続落。クセトラDAX指数(フランクフルト)は、終値9963.51(-17.34)と下落。CAC40種平均指数(パリ)も、4377.33(-12.85)とユーロ圏の経済指標の弱さが目立った展開。
ニューヨーク市場も下落。S&P500種は1日としては1ヵ月ぶりの大幅な下落となった。ダウ平均17776.80(-51.44)、ナスダック総合指数は、4727.35(-64.28)、S&P500種は、2053.44(-14.12)で取引を終える。
NRF(米国小売業協会)の小売売上高 前月比11%の下落の発表をうけ、小売関連銘柄が大きく売られたことに加え、中国やユーロ圏の経済指標が弱かったことも相場の重しとなる。
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