【28日朝刊】手がかり材料難・週末要因によって上値の重い展開か?

本日の東京株式市場は、ニューヨーク市場が休場だったことに加え、週末を控えていることから上値の重い、様子見ムードが広がり、昨日に引き続き、個別物色の展開となる見込み。また27日の総会で、石油輸出国機構(OPEC)が、原油生産量の維持を決定。原油安メリットから、科学・陸運・電力などの株が物色される可能性。

日経平均株価
前日営業日終値:17248.5(-135.08)
年初来高値:17520.54(2014年11月14日)
年初来安値:13885.11(2014年4月11日)

主な海外株式市場のうごき

欧州市場の主な動きは、FTSE100種総合株価指数(ロンドン)は、終値6723.42(-5.75)と続落、クセトラDAX指数(フランクフルト)は、終値9974.87(+59.31)と堅調ね推移をみせ相場全体を押し上げた恰好。
CAC40種平均指数(パリ)は、4,382.34(+8.92)と、ほぼ横ばいで取引を終えた。

ロンドン株式市場は、石油輸出国機構(OPEC)の減産見送りを受け、原油価格が下落する中にあり、石油・ガスサービスのペトロファクや、石油開発のタロー・オイルなどのエネルギー関連株に売りが出たことが要因となり、相場全体の水準が押し下げられた。

逆に、ドイツのクセトラDAX指数は、欧州中央銀行(ECB)お追加緩和の期待から、11営業日続伸びと堅調。OPECが減産を見送った影響によって、エネルギー関連株が売られ上値は限定的となったものの、ユーロ圏11月景況感指数は市場コンセンサスを上回る。

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