今日の東京株式市場『米国株安を嫌気し反落スタート』【8月10日朝刊】

今日の日経平均株価見通し：売り一巡後の下値を抑えてプラス圏になるか

１０日、日経平均株価始値は前週末比１０６円２５銭安の２万６１８円３１銭と反落。
前週末の米国株が下落しドル・円も弱含んだことが重しに、そして米７月雇用統計は３カ月連続の安定した雇用回復維持で労働市場の改善と受け止められたことにより、市場に９月の利上げに向けた環境が整いつつあるとの見方が広がり、売り優勢となった。
原油価格の下落を背景に世界景気の減速が意識され、利確の動きに拍車をかけている。

8月10日の主な予定

【国内】

• 6月の国際収支(財務省 – 8:50)
• 7月の対外・対内証券売買契約(財務省 – 8:50)
• 7月の貸出・預金動向(日銀 – 8:50)
• 6月の特定サービス産業動態統計(経産省 – 13:30)
• 7月の企業倒産(民間信用調査会社 – 13:30)
• 6月末の国債及び借入金並びに政府保証債務現在高(財務省 – 14:00)
• 7月の消費動向調査(内閣府 – 14:00)
• 7月の景気ウオッチャー調査(内閣府 – 15:00)
• 8月の金融経済月報(日銀 – 14:00)
• 6月の産業機械受注額(日本産業機械工業会 – 11:00)
• 1～6月期決算=浜ゴム、洋ゴム
• 4～6月期決算=カネカ、東和薬品、リクルート、アイフル、T&D、第一生命、三井生命

【海外】

• シンガポール市場が休場
• 7月の米労働市場情勢指数(LMCI)

前日の日経平均株価・国内主要指数

• 日経平均株価：20,724.56（+60.12[+0.29％]）
• ＴＯＰＩＸ：1,679.19（+5.61[+0.34％]）
• 日経ＪＡＳＤＡＱ：2,757.68（-26.96[-0.97％]）
• 東証マザーズ：930.80（-1.44(-0.15％)）