黒田総裁の一言で円高が急速、日経平均もマイナスに【6月10日相場まとめ】
10日、日経平均株価終値は前日比49円94銭安の2万46円36銭と4日続落。
前日大幅安の反動もあって前場は底堅く推移し、後場寄り直後も日経平均が上げ幅を170円近くまで拡大するなど堅調であったが、午後1時すぎに黒田日銀総裁の「さらに円安に振れることはありそうにない」との発言が伝わると、1ドル=124円台半ばで推移していたドル・円が122円台後半まで円高が進行、それを引き金に午前中に値上がりした輸出関連銘柄を中心に大量の売りがかかり、日経平均はマイナス圏へ下落した。
東証1部の出来高は25億3522万株、売買代金は2兆9411億円。
値上がり銘柄数は640銘柄、値下がり銘柄数は1066銘柄、変わらずは179銘柄。
今日の日経平均株価・国内主要指数
- 日経平均株価:20,046.36(-49.94[-0.25%])
- TOPIX:1,628.23(-6.14[-0.38%])
- 日経JASDAQ:2,676.10(+8.82[-0.84%])
- 東証マザーズ:963.78 (+16.03(+0.33%))
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