欧米株式市場『ダウ平均株価141ドル安、ギリシャ総選挙の結果を控え慎重姿勢』【1月26日朝刊】

ロンドン・欧州・米国株式市場の主なうごき

ロンドン・欧州株式市場の主要指数

  • FT100種総合指数:6832.83(+36.20)
  • クセトラDAX指数:10649.58(+213.96)
  • CDA40種平均指数:4640.69(+87.89)

23日のロンドン・欧州株式市場は続伸。FT100種総合株式指数が、36.20ポイント高と約4ヵ月ぶりの高値となり、週間では4.2%上昇。2011年以来、約3年ぶりの大きな伸び率となった。また、欧州株式市場では、ECBによる国債買入れ型の量的緩和(QE)の実施を決定したことで引き続き相場を押し上げる形となった。FTSEユーロファースト300種指数は、26.14ポイント高と約7年ぶりの高値で取引を終えた。

米国株式市場の主要指数

  • ダウ平均:17672.60(-141.38)
  • ナスダック総合:4757.88(+7.48)
  • S&P総合500種:2051.82(-11.33)

23日の米国株式市場は、ダウ平均は141.38ドル安の17672.60、ナスダックは7.48ポイント高の4757.88、S&P総合500種は11.33ポイント低い2051.82で取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)の量的緩和決定を受けた買いが一巡、利益確定の売りが先行する形となった。まだ、業績見通しが嫌気された貨物輸送大手、ユナイテッド・パーセル・サービスが大幅に値を下げたほか、鉱業株にも売りが集中した。

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