【12月25日朝刊】東京株式市場、決め手材料の乏しさから個別株物色が強まる流れか?

12月25日の東京株式市場、日経平均株価は決め手となる材料の乏しさから、模様眺めのもみ合いが想定される。また、25日はクリスマス休暇となり、海外投資家を中心に市場参加者が少なくなる事からも、指数の値動きが限られる展開となる見込み。個人投資家による個別株物色が強まる可能性がありそう。

海外市場の主なうごき

ロンドン・欧州市場の主要指数

  • FT100種総合指数(ロンドン):6609.93(+11.75)
  • クセトラDAX指数(フランクフルト):9922.11(+56.35)
  • CDA40種平均指数(パリ):4295.85(-19.12)

24日のロンドン株式市場、欧州市場の主な動き。ロンドン株式市場は、医療機器のスミスアンド・ネフューの買収観測により全体水準を押し上げた形で続伸。朝方に発表された英労働生産性の上昇は、英経済の弱点に対してポジティブな内容となり、ユーロ圏の不況を回避した形となる。

また、欧州市場はほぼ横ばいを推移。英医療機器のストライカーからスミスアンド・ネフュー買収案が提示されるとの報道が好感されたものの、クリスマス休暇を前に、市場は休場あるいは短縮取引だった

米国株式市場の主要指数

  • ダウ平均:18030.21(+6.04)
  • ナスダック総合:4765.38(+16.98)
  • S&P総合500種:2081.88(-0.29)

昨日、最高値を更新したダウ平均は続伸で最高値を更新。米労働省発表の新規失業保険申請件数が、前週比で減少し、労働市場の改善が示されたことが好感された。短縮取引となった24日の米国株式市場全体では、ほぼ横ばいで取引を終えている。25日のクリスマス祝日で休場を前に、すでに休暇に入っている市場関係者も多く、商いは薄く値動きも限られた。

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