【12月19日朝刊】日経平均株価、米株大幅上昇をうけて1万7500円台回復なるか?

12月19日の東京株式市場は、欧米市場の堅調な経済指標が好感され幅広い銘柄に買いが先行する見通し。前日の米国株式市場では、ダウ平均が421ドル超の上昇をみせ、為替市場でも円安基調を維持している。良好な外部環境によって、日経平均株価は1万7500円台の回復が期待される。
ただし、19日は日銀の金融政策決定会合の結果発表をひかえているため、物価情勢や経済に対する日銀の判断を見極め、様子見ムードが広がる可能性もある。

なお、本日は新規公開株(IPO)サイジニア(6031)の東証マザーズ新規上場、メタウォーター(9551)の東証1部新規情報が予定されている。

海外市場の主な動き

ロンドン・欧州市場の主な動きは、FT100種総合指数(ロンドン):6466.00(+129.52)、クセトラDAX指数(フランクフルト):9811.06(+266.63)、CDA40種平均指数(パリ):4249.49(+137.58)。ロンドン市場、欧州市場ともに続伸びで取引を終えた。連邦崩壊市場委員会(FOMC)が前日に発表した声明によって、世界市場で株価が上昇した。また、原油価格が一時的に持ち直したことも買い安心感につながった形。

米国株式市場は大幅続伸で取引を終えた。ダウ平均:17778.15(+421.28)、ナスダック総合:4748.40(+104.08)、S&P総合500種:2061.23(+48.34)。欧州同様、連邦公開市場委員会(FOMC)の声明における、早期利上げ観測後退を受けて買いが継続。また新規失業保険申請件数が市場相場を下回ったことが好感され、11月の景気先行き指数が予想を上回ったことなども支援材料となった。特にソフトウェア大手のオラクルの好決算を受けてハイテク株が買われ相場を押し上げた。

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