米国株の上昇はあるものの、東京株式市場は円安進行に一服感か??
材料難から上値を追いづらいなか、下値には日銀によるETF買いが控えていると見られ、堅調な動きが想定される。しかし、現地27日の米国株式は感謝祭の祝日のため休場で、米国を中心とした海外投資家の動きが低下する可能性から、個別株物色が中心となる見込み。
日経平均株価
前日営業日終値:17383.58(-242.04)
年初来高値:17520.54(2014年11月14日)
年初来安値:13885.11(2014年4月11日)
主な海外株式市場
欧州株式市場の主な動きは、FTSE100種総合株価指数(ロンドン)は、終値6729.17(-1.97)、クセトラDAX指数(フランクフルト)は、終値9915.56(+54.35)、CAC40種平均指数(パリ)は、4373.42(-8.89)でほぼ横ばいで取引を終える。
欧州中央銀行の追加緩和への期待が続く中で、クセトラDAX指数は10営業日続伸となる。10日営業日連続の上昇は、2013年5月以来の長さ。
米国株式市場はハイテク株が上昇を主導し、米ダウとS&Pが終値で最高値を更新。
ダウ平均は、17827.75(+12.81)、ナスダック総合指数は、4787.32(+29.07)、S&P500種は、2072.83(+5.8)で取引を終える。
前日に四半期決済を発表したヒューレットパッカードが4.1%高、アップルが1.2%上昇、半導体メーカのアナログ・デバイセズが5.5%高とハイテク株をけん引する形となり、フィラデルフィア半導体株指数は2.1%上昇。
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