低位株・ボロ株投資で10倍株の値幅も!?デイトレーダーに最適なおすすめ投資法
全体相場が盛り上がりに欠ける停滞中の今、短期資金は低位株やボロ株といった流動性のある材料株へ向けられています。
ビットコイン決済の導入、決済サービス会社との提携が買いを呼んだ「リミックスポイント(3825)」、IoT・次世代テレビ事業が材料視された「ピクセラ(6731)」、そして、低位株人気をけん引する「ジー・スリーHD(3647)」など。
たった数週間から数か月で、株価を何倍にも膨らませたコレらの材料相場の急騰劇を見て、低位株やボロ株の発掘に乗り出した!という方もいるのではないでしょうか?
大化けの可能性を秘めた注目株として「低位株」や「ボロ株」は、短期トレーダーの要チェック銘柄のひとつ。このページでは、その低位株・ボロ株の魅力、短期間での値幅取りテクニック、また、「これから上がる優良低位株」「おすすめの超低位株」物色に最適な株情報サイトなどもご紹介します。
低位株・ボロ株とは?
突然ですが「テンバガー」という言葉を耳にしたことはありますか?
株式投資が身近な存在となっている投資家の方であれば、ノドから手が出るほど一度は発掘したい夢のような大化け銘柄。テンバガーとは株価が10倍に上がる10倍株のことです。
この株価10倍のテンバガー銘柄へ大化けしたキッカケは、「インパクト大の好材料」「テーマ性・業績好調」「赤字から黒字転換」などさまざまです。しかし、これらの株価10倍をひき起こした要因のほかにもう一つ、共通した大きな条件があります。
それは「株価が安いこと」です。一般的に、この株価が安い銘柄のことを「低位株」や「ボロ株」と呼ばれています。
この低位株やボロ株と呼ばれ10円~100円前後の株価の安い株が、いつの間にか300円、500円と値を上げ続け、最終的には10万株(テンバガー銘柄)として市場の注目をあつめる成長株となることもあるのです。
このページでは、低位株やボロ株の特徴や魅力、簡単なスクリーニング法や便利な一覧表の作りかた、デイトレーダーがすぐに実践できる低位株・ボロ株の投資法などおすすめの情報をご紹介します。
100円以下の安い株が株価10倍の注目株に!低位株・ボロ株の特徴や魅力とは?
低位株やボロ株とは、株価が安い銘柄のこととお伝えしましたが、その株価に明確な基準はなく、1株当たり300円から500円前後の安い株を「低位株」、100円を下回るさらに安い株のことを「超低位株」や「ボロ株」などと呼ばれるのが一般的です。
また、低位株に近い投資用語の中に「割安株」という言葉がありますが、低位株やボロ株は単純に株価の高低に着目して安い株と呼ばれているため、企業価値や業績に比べて株価が安い「割安株(バリュー株)」とは違います。
では、低位株やボロ株にはどのような特徴や魅力があるのか、2014年に超低位株からテンバガー銘柄に大化けし、一躍市場の注目を集めたアドテック プラズマ テクノロジー【6668】でご紹介します。
7ヶ月間で値上り率21.5倍!!超低位株と呼ばれたアドテック プラズマ テクノロジー【6668】
低位株やボロ株投資の最大の魅力は、少ない投資額で少し株価上昇でも大きく儲けられることでしょう。たとえば、株価が500円の銘柄が1円上がったとしても上昇率は0.2%ですが、50円の低位株が1円の値上りをした場合は2%の値幅が取れるわけです。
また、一度人気に火がついた低位株やボロ株は、投機的な資金投入や市場の注目などによって、通常の銘柄ではありえないパフォーマンスを見せることも珍しくありません。低位株・ボロ株が短期間で10倍株(テンバガー)に大化けした例として、アドテック プラズマ テクノロジー【6668】があります。
元々100円台の超低位株だったアドテック プラズマ テクノロジー【6668】ですが、リニア新幹線の超電導電磁石の製品採用が決定などを材料に、1月から8月の7ヶ月間で『株価21.5倍(161.7円⇒3,475円)』の大化け。2014年のテンバガー銘柄を代表する低位株として、今でも市場の注目を集めています。
このように、低位株やボロ株といった安い株の中には、業績の改善や材料発表などを起爆に、短期間で株価を何倍にも上げるケースも珍しくはないのです。
しかし、低位株やボロ株に株価を短い間で何倍にも膨らませるチャンスがある一方で、業績不振や事業展開の不透明など、株価下落のリスクがあることも注意が必要です。こうした低位株・ボロ株投資のリスクを大きく下げる方法が、低位株やボロ株に特化したランキングサイトを有効活用したスクリーニング方法です。
低位株・ボロ株投資におすすめ!ランキング・ブログサイトを活用した低位株・ボロ株の一覧表
短期間で株価を何倍にも膨らませるチャンスを秘めた低位株やボロ株ですが、基本的にはハイリスク・ハイリターンな投資です。業績の悪化や株価下落のリスクがあるため銘柄選びは慎重に行う必要があります。
さらに、300円以下の低位株に絞り込んだとしても、東証1部から新興市場、地方取引所を合わせると726銘柄(2016年3月3日)が存在します。数多くある低位株やボロ株の中から、株価を2倍・3倍へと膨らませ短期間で大きな値幅を狙える、期待値の高い銘柄選びは簡単ではありません。
そうした中で、低位株・ボロ株のリスクを可能な限り下げた上で、短期間で大きな値幅を狙えるおすすめの銘柄選びの方法が、ランキングサイトやブログランキングを活用した低位株・ボロ株の一覧表の作成です。
【株ドラゴン】低位株 一覧 ランキング | 120円から1円前後の超低位株・ボロ株の一覧を株価をベースにしたランキング形式で確認できます。一覧表示では、高値と安値・出来高・前日比をまとめて確認できるため、超低位株やボロ株の値動きや出来高チェックにおすすめです。 |
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【ブログ村】低位株・ボロ株 人気ランキング | 低位株やボロ株を中心としたブログサイトを人気ランキングで確認できます。それぞれのブログでは、低位株やボロ株に焦点を絞ったさまざまな情報を収集できます。個人トレーダーの日常なども参考にできるので情報収集におすすめです。 |
【恐るべき注目銘柄株速報】低位仕手株速報スレ | 低位株・ボロ株の中でも、時価総額が小さく投機的対象になっている銘柄一覧を2chスレッド・Yahoo掲示板ごとの勢い(注目度)ランキングで確認できます。注目銘柄の情報収集におすすめのサイトです。 |
上記のような低位株・ボロ株の情報をまとめたサイトから銘柄一覧をエクセルなど表にまとめた上で、過去の値動きやファンダメンタル的な材料や特徴をまとめるといいでしょう。また、PBR1倍以下、PER10倍以下、自己資本比率30%以上、営業キャッシュフローがプラスといった、スクリーニングを加えることでより安全性が高く成長見込みの高い低位株・ボロ株を絞り込むことができます。
低位株投資の見極め材料!短期急騰を得意とするアドバイザー(情報元)の有効利用
低位株やボロ株を中心とするブログやランキングサイト、掲示板やまとめサイトなどを情報元にすることで、客観的な市場の人気や注目度をくわえたアナタだけの『低位株・ボロ株監視一覧表』が完成します。しかし、低位株やボロ株の特性上、株価上昇の見極めやファンダメンタル面の根拠の洗出しは時間と労力を必要としてしまいます。
手っ取り早く低位株やボロ株投資の見極めをする一つの方法として、投資アナリストやアドバイザーの無料相談を活用する方法があります。いわゆる投資助言サービスというもので、テクニカル・ファンダメンタル両面を交えた具体的なアドバイスを受けることができます。
デイトレーダーにおすすめ!低位株・ボロ株投資の値幅取りテクニック
低位株・ボロ株投資で十分な値幅を取るには、「株価が上昇する初動」「上昇した根拠や材料」「売買タイミング」と大きく3つの見極めポイントがあります。
この3つの見極めポイントを怠ってしまうことで、株価上昇の波に乗り遅れてしまったり、資金流入のダマシで高値掴みにもなりかねないため注意が必要です。冒頭にてお伝えしましたが、そもそも低位株やボロ株投資の場合、おちついて値幅を取りにいけば1円抜きなどの方法で十分な利益を上げられる銘柄です。
低位株やボロ株はハイリスク・ハイリターン投資ということを忘れないように、値幅取りの見極めをしっかり確認しながら取り組みようにしましょう。
株価上昇ポイントを見逃さない!低位株・ボロ株の10%初動と出来高の見極め
低位株やボロ株に限ることではありませんが、株価が大きく膨らむ前兆として10%前後の値動きが見られるケースがあります。これが、低位株・ボロ株の株価上昇の初動です。
しかし、低位株やボロ株といった株価の安い銘柄の特性上、1円や2円前後の値動きでも値上り率を大きく上下させるため、出来高をともなう株価上昇かどうかが重要な見極めポイントになります。仮に10%以上値を上げたとしても、出来高の変化が見られない低位株やボロ株は見送るようにしましょう。
テーマ性?材料?業績?株価上昇の根拠と裏づけで低位株・ボロ株の買い見極め
低位株・ボロ株が短期間で10倍株(テンバガー)に大化けした例として、アドテック プラズマ テクノロジー【6668】をあげましたが、7ヶ月間で株価21.5倍に大化けしたひとつのきっかけは「リニア新幹線の超電導電磁石の製品採用が決定」というひとつの材料です。
低位株やボロ株が株価を何倍にも膨らませた背景には、こうした国の政策や外圧による規制緩和などの影響で、テーマ化して人気に火がついたことも要因の一つです。また、業績の改善や業務提携などの発表がきっかけとなったケースなどさまざまです。
重要なことは、株価上昇のウラに隠れている根拠や裏づけをしっかりと把握することです。この見極めを怠ってしまうと、仕手などに代表される短期的な資金流入のダマシにひっかかってしまうこともあるので注意して下さい。また、旬なテーマ株や材料にアンテナを張り、リバウンドの波に敏感になることも低位株・ボロ株投資で値幅取りを狙う重要なポイントです。
値幅取りにもっとも重要なポイント!低位株・ボロ株の売買タイミングの見極め
出来高を伴った10%値動きの初動と株価上昇のウラに隠れた根拠や裏づけがそろい、注目していた低位株やボロ株に買いを入れる条件がそろいました。しかし、低位株・ボロ株投資でもっとも重要で難しいのがこの売買のタイミングです。
低位株やボロ株に限ることではありませんが、トレンドの転換点をむかえた銘柄の株価上昇がいつどこまで続くのかは誰にもわかりません。アドテック プラズマ テクノロジーのように株価を何倍にも膨れ上げ数ヵ月の上昇トレンドの波をつくるケースもあれば、1ヶ月で株価2倍の上昇を天井に元の株価に戻るケースもあります。
株価の下落リスクを下げるためにも、出来高を伴った株価上昇の初動がやや落ち着いたタイミングで、リバウンド反発狙いの押し目で買い入れるのがベストなタイミングでしょう。その後、ズルズルと株価が下落するようであれば迷わず損切りをすることも忘れないようにしましょう。
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