【12月5日朝刊】ドル120円突破も米雇用統計を控えた週末要因でもみあいか?

5日の東京株式市場は、欧米株に追随する形で弱含みで寄り付くと見込み。日経平均4日連続で年初来高値を更新し、短期的な過熱感高まっているなかで、今夜発表される米雇用統計を控えた週末要因もあり、見送りムードの強まりが予想される。
しかし、日銀による上場投資信託(EFT)買いが入るとの見方が出ていることから、後場には相場全体が押し上げられる場面も。

主な海外市場のうごき

欧州市場の主な動きは、FT100種総合指数(ロンドン)6679.37(-37.26)、クセトラDAX指数(フランクフルト)9851.35(-120.44)、CAC40種平均指数(パリ)4323.89(-67.97)と、欧州市場全体が冴えない動きで取引を終える。欧州中央銀行(ECB)が、追加の景気刺激策を見送ったことにより、市場心理が悪化。

ニューヨーク市場の主な動きは、ダウ平均17900.10(-12.52)、ナスダック総合4769.44(-5.03)、S&P総合500種2071.92(-2.41)と下落。
欧州中央銀行(ECB)が、次の四半期までは追加緩和を検討しない姿勢をしめしたことが嫌気された。過去3日間値上りしていたエネルギー株の下げが目立つ。

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